高岡町が生んだ偉人、高木兼寛先生をご存じですか。

　今から約170年前に高岡町穆佐に生まれた高木兼寛先生は、明治時代、当時難病といわれた「脚気」の予防法発見をはじめとして、東京慈恵会医科大学創設や日本初の看護学校の創設など、日本医学発展のために多大な貢献をされました。

　また、現宮崎神宮の大造営にも尽力されるなど、郷土宮崎の発展にために貢献された方でもあります。

「ビタミンの父」と呼ばれ、「高木岬」と南極大陸の地名にも命名されるなど、世界的に有名な高木先生なのですが、残念なことに国内においては、その功績どころか名前さえあまり知られていません。

　私たちは、高木先生のことを広く知っていただくために、生誕150周年にあたる1999年に顕彰会を設立し。先生に関する催し・講演会などをとおして、その功績を広くアピールしています。そしてこのような活動を通して、先生の偉大な精神を後世に伝え残し、私たちが誇りに思えるような「ひとづくり」「ふるさとづくり」をしていかなければならないと考えています。

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